猫の毛は生え替わる春と秋がMAXひどい
猫の抜け毛、ホントすごいです。
我が家は猫3匹。床掃除をして振り返ると、たったいま掃除したところに、もう毛玉が転がってたりします。
もちろん服も寝具も車のシートさえ、猫の抜け毛だらけです。
車に乗るとシートにもっさりと白い毛が付いているのも悩ましい。
猫は春になる少し前から夏毛に替わる準備をします。そのため、早いと2月の終わり頃から、だんだんと抜け毛がひどくなります。
換毛のタイミングはどういうわけか個体差があるんです。5月のGWくらいに慌ててごっそりと抜け毛マシーンになる子もいます。
秋は秋で冬に向かった冬毛に替わるため、これまた大量に抜けます。
こちらもタイミングがズレる子がいます。9月下旬くらいから抜け出す子と11月くらいに抜ける子。まるで石鹸を泡立てたみたいにもっこもこに抜けたりします。
という訳で、我が家は1年中、毛だらけハウスです。
抜けた毛を吸い込んでしまうと体に良くないですよね。なにより服に付いている毛は見た目が悪いじゃないですか。
実は、猫の抜け毛の原因は、換毛期だけでなく、栄養不足や病気、ストレスもあるのです。
病気やストレスの時は抜け毛だけでなく、毎日の過ごし方もどこか元気がないはず。なので、そこは注意して見てあげてくださいね。
猫の抜け毛を対策しよう
抜けるモンは仕方ない。
だが、その量はコントロールしたい!
季節も暖かくなって、ヘソ天で寝ている猫のお腹にバフッと顔をうずめて、
次の瞬間、

ってなりたくないのです。いや、やっぱなっちゃうけど。
よし、猫たちに抜け毛対策をしようじゃないか!
王道の抜け毛対策はこちら。
・ブラッシング
・シャンプー
・サマーカット
ブラッシング
もうこれは基本中の基本。
換毛期だけでなく、ほぼ毎日やってあげたい大事なケア。
ブラッシングすることで抜け毛の除去だけではありません。皮膚を軽く刺激するので、血行が良くなり、新陳代謝を促すこともできます。
きれいな被毛を保つには不可欠!
うちでは以下の3種類のブラシを使っています。
スリッカーブラシ
うちのは、近所のドラッグストアで買ったやつなんですが、こういうやつです
↓
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※広告リンクピン先につぶつぶがないタイプで、皮膚がセンシティブな子にはコッチが向いています。
ブラッシングの基本中の基本ですね。
最初はアゴの下や頬などから始めると、うっとりゴロンしてくれることが多いのです。が、どうしても子猫はくすぐったがりなので、嫌がるケースが多いように思えます。
頭からお尻まで一気にスザーーーッと撫でると、抜けた毛を取りこぼしやすくなります。皮膚に対してレ点を付ける感じ。アンダーコートを持ち上げるように梳いてあげると抜け毛を取り除きやすいです。
アンダーコートトリマー
いわゆるファーミ〇ーターのようなもの。
私が使っているのは黄色と白のハニースマイルというシリーズです。いまは終売になったようでインターネット上でも在庫を持ってるお店をあまり見ません。
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同じ仕様ですが、イージーProというシリーズの方がよく見かけますね。
【20240219追記】
※イージーProは終売になっていました。
その代わりに、「ペット美容室」というシリーズが出ています。
↓
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これ、ほんとアンダーコートがすっごい取れます。
このブラシは抜け毛をあまり絡めておくことができません。手で取り除きながらやる方がいいと思います。
ちなみに猫のカラダに残った毛は下で紹介するグルーミングブラシを使うとスムーズに取り除けます
肉球グルーミングブラシ
これは日常的に使っているのですが、ブラシの部分が痛くないので、伏せている状態でガッショガッショと思い切りブラッシングしても全然嫌がらずに気持ちよさそぉ~にしています。
抜け毛がどれだけ取れるかという点では少々疑問ですが、スリッカーやトリマーで浮かした毛をサッと撫で回収するのは、もうコレが最優秀賞です。(オレンジ色やサイズの大きいものもあります)
我が家の猫たちは、みんなバラバラで家中に散ってすごします。なので、猫部屋・寝室、リビング、台所の各部屋に2~4個のブラシを常備。そこにいる猫をゴシゴシしています。
毎日挨拶がわりにちょこちょこやるだけで、換毛期の負担は激減すると思いますよ。
【20230218追記】
各ECサイトで販売されていた東洋アルミさんの肉球ブラシは終売になったようです。
うちの近くホームセンターでは、まだ売ってます。
シャンプー
長毛種は特に、定期的にシャンプーしてあげた方がいいですね。
猫が抜け毛を飲み込んでしまうと、お腹の中で毛玉になりやすくなり、体調不良になってしまう心配があります。
おうちでシャンプーするときは、オトナ猫でも、
【広告】子猫用シャンプー
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がおすすめです。
泡で出てくるのでそのままブシューっとするだけでOK
ボトルもあまり大きくないので、女性でも片手で扱えます。
ただ、ね。
お風呂が嫌いな子は何を使っても嫌がるのよw
ネットに入れたり、押さえこんでまでやる必要があるかっつーと悩む。
どうしても難しい時はトリミングサロンを利用するといいでしょう。
最近ではおうちまで来てくれる移動式のペット用サロンもありますよ。
サマーカット
個人的には、猫の毛を切ってしまうのは、あまり賛成ではありません。ところどころ「センサー」を切ってしまうからです。
しかし、日本の夏は多湿ですので、長毛の猫種によっては有効なのかもしれません。中には全身を丸坊主にするのではなく、短くするだけのカットもあるそうです。
サマーカットのメリットは、
・真夏の暑さ対策
・脇やうしろ足付近の被毛が毛玉になってしまうことを予防できる
・ムレなどによる皮膚炎の予防
など。
夏はいいけど冬毛に替わる換毛期はどうするんでしょうねw
猫の抜け毛をキレイにしたい!うちで使ってるお掃除グッズはこれ!
さて、抜け毛発生マシーンである猫たち自身の対策には、正直いって限界があります。中には、ベタベタ触わられるのがあまり好きではない子もいるでしょう。
抜け毛とは長いつきあいになるので、イヤイヤされたらすぐにオワリにしましょう。でないと嫌われてしまうかもしれません。それだけは避けたい!
もしあまりに嫌がる場合は、「今日のところはこんくらいでカンベンしたるわ」って言ってまた明日にしましょ。
そして、なによりこの毛だらけの家ん中を掃除しようじゃナイか!
猫の抜け毛のお掃除におすすめのアイテムを紹介します。
「King of 抜け毛掃除」のコロコロは、通常の季節なら大活躍してくれるのですが、換毛期になるとテープの消耗が早くてかなりの量を買い置きしておかなくてはいけません。
うちではコレを使っています。
パクパクローラー
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前後にこするとエチケットブラシで絡めとった抜け毛を、シリコンで内部へかき集めます。


テープ式のコロコロと違い、ガッシャガッシャ音がしますが、それはそれは良く取れますw
ホームセンターで衝動買いしましたが、寝室はコレ一本で寝具もカーペットも掃除が可能。
久々に買ってよかったと思った商品でした。
猫部屋のカーペットや車のシートに使ってるのがコレ。
ドイツ製の・・・
V7スーパーブラシ ハンディタイプ
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カーペットを軽くこするだけで、表面の毛は取れます。
さらにこすると中に入り込んだホコリや得体のしれない何かのカスもかき出してくれるので、さらに掃除機で吸い取ればかなりスッキリ爽快。
しかもV7自体をジャバジャバ水で洗えるので、お手入れも簡単だし。
実は8年くらい使っているのですが、全然ヘタらないので永遠に使えるんじゃないかと思う耐久性があるのですが、値段が高いので買うのに1ヶ月くらい悩みました。
キャットタワーの台座は、V7では少しサイズが合わないので、↓↓↓
ゴム手袋
そう、ゴム手をした指でこすって毛を集めとります。
台座の裏とかタワー備える毛のBOXの側面など『猫、そんなとこで寝ないし』ってところにも抜けた猫の抜け毛は付着しているので、ゴム手袋してくるくるして除去します。
ゴム手袋は、コーナンホームセンターで100枚入りのを買いました。
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コロナ以前は100枚で980円でしたが、Made in Chinaなので、コロナ騒ぎ以降は中国のロックダウンで、だんだん品薄→長期欠品→謎のリニューアル→再入荷ドン→ジンワリ値上げされていました。
仕方ないですね。しょぼん。
まとめ
猫の抜け毛に関しては、いろいろ対策をしてきました。
これだけやっても1日外出して帰ってくると、階段には毛の塊がふわりふわりしています。
でも掃除をして無駄なことはありません。
猫の抜けた毛をそのままにしておくとアレルギーの原因にもなってしまうのです!怖い。
ブラッシングとお掃除は怠らず行いましょうね。